REVIEWER

DJ NECO

https://linktr.ee/dj_neco?utm_source=linktree_profile_share&ltsid=3afbc487-8f96-4bdc-987f-f56639f39e8b

レビュー 39件

投稿レビュー

John Digweed - Live At Twilo
Album John Digweed

John Digweed - Live At Twilo

Bedrockの創設者でProgressive Houseシーンを築いたと言っても過言ではないレジェンドJohn Digweedが2026年3月に1度限りのTwailo復活公演 (Danny Tenagliaのバースデーパーティー)として行った5時間に及ぶLive Mixをコンピレーション化。 限定版のCDやヴァイナルはわずか10日で完売し、こちらはダウンロードコンピレーションなのですが、何と30曲を超えるJohnがプレイした楽曲と4つのDJ Mixがついて17ドルで買えてしまうという破格の内容となっています。 この日プレイされた曲は新旧のJohn Digweedセレクトを組み合わせたタイムレスな選曲となっており、特にトライバル系のハウスでは今では入手が難しい音源も収録!! 後追いでチェックしていた私の世代にとっても貴重な内容ですが、もし90年代のJohn DigweedのDJや、Twilo界隈で遊んでいた人が聴いたらとてつもない感動を得らえる内容なのかもしれませんね。

Sin Control
EP Ezequiel Arias

Sin Control

Anjunadeep、そしてProgressive Houseシーンにおける現在のトップセラーEzequiel Ariasによる新曲 "Sin Control"は2026年6月末のリリース エレクトリック & サイケリックな作風で大ヒットを記録した前作 "Psychodelia"から一転、全体にエモーショナルでメロディックな作風はBorder Community初期のJames HoldenやNathan Fakeなどを思い起させるデイドリーミングなサウンドの1曲。 Ezequiel Ariasは2026年7月24日に大阪JOULE、7月25日東京R LOUNGEで初来日公演を行います。Anjunadeepファンの方はお見逃しなく!!

Delta
EP Danny In Space, Nick Stoynoff

Delta

シカゴ出身のプログレッシヴハウスプロデューサーNick StoynoffとDNYOなどでも知られるDanny In Space (a.k.a. Danny Oliveira)の強力タッグによるEPが名門 Plastic Fantasticからリリース 00年代のシーン黄金期のサウンドを現代に蘇らせたような重厚なグルーヴと宇宙的なブレイクがたまらない "Delta"とよりトランシーで陶酔感のある"Vista"の2曲を収録したEPとなっています。 個人的にJohn DigweedやNick Warren辺りが間違いなくマストであろう"Delta"がかなりお薦めです。

memories (Nordfold Remix)
Single Cinnamon Chasers

memories (Nordfold Remix)

UKの伝説的ロックバンドThe KinksのメンバーDave Daviesの息子で、2010年にリリースされた"Luv Deluxe"がレトロフューチャーな世界観と過激なMVで大ブレイクしたSynthwaveのプロデューサーCinnamon Chasers。 James Grantの強烈なラブコール(当時ラジオやパーティーでも原曲をプレイしていた)から、2016年には"Luv Deluxe"のJody Wisternoff & James GrantのRemixがAnjunadeep 08に収録されるなどProgressive Houseとも相性が良い作風なのですが、Cinamon Chasersの新曲 "Memories"のRemixには現在Anjunadeepで注目を集めるNordfoldが参加。 オリジナルの良さを活かしながら強烈にエモいMelodic Houseとして再構築してくれています。こういう曲、明け方やサンセットの時間帯に聴きたくなりますね!!

11 Hours
EP Dominion

11 Hours

2000年から活動を続けるUK Progressive Trance / Progressive Houseの名門Lost Languageがシングル200タイトル目に特別なリリースを。 記念すべき200番は90年代中期から00年頃にかけてProgressiveシーン黎明期に多くのヒット作を発表した名レーベルWhoop! Recordsの大ヒット曲 "11 Hours"をリバイバル。 現代のProgressive Houseシーンで活躍するイタリアのGai Barone & Luke Luke BrancaccioによるダークでエモーショナルなRemixは現在Sasha & Digweedも熱烈プレイ中の1曲。 Hernan CattaneoやDave Seamanらも絶賛するUKのプロデューサーJames HarcourtによるRemixは00年代前半のグルーヴ重視の強力な内容。 かつてのProgressive houseムーブメントを思い起こさせる、どちらもフロア対応の素晴らしいRemixとなっています。

Futuro Infinito - EP
EP Artic White

Futuro Infinito - EP

Nick Warrenがこの半年ほどの間にIDトラックとしてラスト付近に必ずプレイし、同じくWay Out WestのJody Wisternoffも大絶賛していたArtic Whiteの新曲 "Futuro Infinito”がThe Soundgardenからリリース。 壮大なブレイクと繰り返すメロディが非常に美しく、明け方やサンセットのエモーショナルな時間帯に映える事間違いなしのOrganic Houseです。 Artic Whiteは2025年にOrganic Houseの部門において2度のシングルチャート1位を獲得。2026年の1月末と2月には公演の為に来日しており、大阪と東京でプレイしていました。彼は日本が好きで以前には住んでいた時期もあると言っていましたので、更に知名度を挙げて再来日が待ち遠しい存在ですね。

Keep Up
Single ATRIP, DJ BORING

Keep Up

UK GarageからTechno ~ Deep Trance寄りの曲まで幅広いプロダクションと超個性的な作風でシーンを席巻し、近年ではDJ Tennisが手掛けたFabricのオフィシャルコンピレーションにも楽曲が収録されるなど今世代ダンスシーンの注目株ATRIPとRunning BackやAnjunadeepからのリリースなどIndie Dance ~ Electronicaのラインで強烈な支持を集めるメロディーメーカーDJ BORING (個人的にCatching Files - GLY (DJ BORING's Sunrise Mix)も傑作すぎるので併せて聴いて欲しい)が強力タッグでコラボレーションを実現。 90's サウンド直球のボイスサンプリングとATRIPの2025年の代表作の一つ "HERZSCHLAG" のマイナーチェンジ版とも言えるエモーショナルな音が癖になる1曲。BPMも135なので遅め、速めのどちらのプレイにも対応できそうなのはDJとして嬉しい所ですね。 ATRIPは6月4日に大阪、6月5日に東京のCIRCUSへとそれぞれ来日出演が決定。本作もおそらく聴くことが出来るでしょう!!

Ageha
EP Jaytech

Ageha

AnjunabeatsとAnjunadeep両レーベルのレジェンドとAbove & Beyondから称賛されるオーストラリア出身の音楽プロデューサーJaytechの新曲 "Ageha"が彼のレーベルPositronic Digitalからリリース。タイトルは今は亡き新木場のクラブageHaが由来となっています。以下はJaytechによる曲紹介コメントからの引用。 「東京のアゲハは私が日本で初めてプレーしたクラブでした。 普通のDJセットじゃなく、自分の曲ライブでやってくれないか、って聞かれたので、そうしました。 素晴らしい会場と素晴らしい思い出 ❤️」 私もこの日のageHaのパーティー(2007年の9月)へ遊びに行っていましたが、当時まだ未発売だった"Spacelift"や後のAnjunadeepからの新曲を含むライヴセットで、今も昔も変わらないJaytechらしいポジティヴな音のエネルギーに満ちた最高のライヴだったと記憶に焼き付いています。 新曲の"Ageha"の方は天井の高い大箱で威力を発揮しそうなパワフルなProgressive Tranceとなっており、それこそageHaで聴きたかったサウンドですね。

Waste To You
EP Souki Yamashita

Waste To You

Housetribe DeepのA&Rを務め、近年ではMelodic House / Melodic Techno楽曲をプロデュースするSouki Yamashitaが新曲 "Waste To You"を発表。Max Freegrantの名レーベル Freegrant MusicのセカンドブランドであるBigToys Prodctionからのリリース。 Melodic系特有の壮大なブレイクとドラマティックなメロディーラインが特徴的な1曲となっています。

Phenomena
EP Shingo Nakamura

Phenomena

2021年にリリースされた 3rdアルバム "Glow"収録曲で、先行シングルとしてリリースされた"Phenomena"は2026年にShingo NakamuraがEDCデビューした際にも選ばれた彼を象徴する1曲。 この曲のプレイ後に強風によってステージでの公演が中断となってしまい、プレイの続きを聴くことが出来なかったのですが、彼自身「これが最後の曲になるかもしれないと思い、お気に入りの曲を選びました。皆さんとその曲を共有できたことに感謝しています 🙏」と後に投稿しており、Shingo Nakamuraとファンにとって特別な曲、特別な時間となったのは間違いありません。 "Phenomena"は後にリリースされたGlow (The Remixes) EPにRemixが収録されており、こちらにはMonstercatやColorizeのレーベルメイトであり、2024年末にAnalog Journeyで来日公演を行ってくれたJulian Grayが手掛けていました。こちらも美しくDeepなハウスリミックス。